Q1.食生活・生活習慣・持病と乳がん発症リスクについて | 患者さんのための乳癌診療ガイドライン2019年版
近年,日本で乳がんの患者さんが増加しているのは,食生活・生活習慣の変化が大きな原因ではないかと考えられています。まず食生活と乳がん発症リスクとの関連を明らかにするためには,大勢の女性を対象に一人ひとりが取った食べ物の種類や量を調査し,長期間の追跡調査で乳がんの発症の有無を調べ,それらの間にどのような関連があるのかを検討しなければなりません。こうした研究をまとめて,2007年に「世界がん研究基金(WCRF)」と「米国がん研究機構(AICR)」が『食物,栄養,身体活動とがん予防:
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